パキスタンシガール渓谷産の淡いシャンパンカラーのトパーズの結晶です。パキスタンのノーザンエリアお言われている地方はトパーズが産出します。カラーレスから濃いコニャックブラウンまでのカラーが有りますが、有名なのはカトラン産トパーズで、インペリアルトパーズとして天然のピンクトパーズが産出します。いつかは手に入れたいミネラルです。さて、このトパーズは色としては淡いシャンパンカラーで、クオリティーもそれほどでは有りませんが、内部に正体不明の結晶が入っています。ぱっと見クォーツイントパーズかと思いましたが、結晶形がクォーツとは異なり、やはりトパーズの結晶と思われます。この形態のトパーズは見た事はなく、コレクションとして長らく持っていました。最近、パキスタンペシャワールのミネラルディーラーが同様なトパーズをFacebookにアップして、Unknown mineral insideとコメントしていました。私の知る限り世界に2つの大珍品です。トパーズの特徴として、結晶と平行にクラックが入り安く、この個体にも平行にクラックが有ります。しかし内部のトパーズが鎹(かすがい)になっていて、夫婦円満の象徴の様に思っていました。ただ、ネガティブ(空洞)の可能性も残されています。何れにしろ鉱物学的にも貴重で稀有なトパーズです。54×38×35mm 197.2g#トパーズ#原石#パキスタン#シガール渓谷#シャンパンカラー#トパーズイントパーズ#貫入#珍品#カトラン#ネガティブ